このページでは半透膜と全透膜の違いをイメージしましょう。
半透膜は小さな穴が沢山開いていて、溶媒や小さい溶質を通す膜です。イメージでは図19のようなものです。
溶媒と同程度の溶質までは通せますが、それ以上の大きな溶質粒子は半透膜を通り抜けることができません。
では全透膜とはどのような膜なのでしょうか?…その名の通り溶媒も溶質もどちらも通してしまう膜です。
全部通すのなら膜の意味がないと思うかもしれませんね。しかし、溶媒・溶質を全て通してしまうけれどもその膜があるおかげで形を保つことができるのです。何の形でしょう?…細胞の形ですね。存在場所としては植物における細胞壁になります。
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