F _MASTER'S EYE

関数とは

変数とは

さて、皆さんはちゃんとこの変数という概念を理解しているでしょうか?きっとしているとは思いますが、念のため(^^)

関数とは」のページから散々お話しているのできっと大丈夫だと思うので、とりあえず式から入りますね。$y$$x$ の関数とは

$ \displaystyle y=f(x) $ (9)

のように表される関係でしたね。ここで式(9)中の$x$変数になります。…そんなことは分かっているというツッコミが入りそうなので、ちゃんと説明しますね。

実はこの$x$1つの値に決まってはいませんこれもそんなの当たり前じゃん!ってなツッコミが入りそう…そういう1つの値に決まっている数を定数というのでしたね。しかしこの$x$制限さえなければどんな数だって入れることができるのです。3.234のような小数 $ \frac{1}{2}$ のような分数$ \sqrt{2}$ のような無理数$ 3+2i$ のような複素数も(普通は虚数は入れませんが)。

つまりあらゆる数を表す代理として$x$ という文字を用いているんですね。だから値をコロコロと変化させることが出来る数、つまり変数というわけです。

当たり前のことっぽいでしょ?でもこれが分からないと次の「定義域値域」の話がわかりませんよ?むしろ「定義域」と「値域」って何のことかわからない…なんてことにはなってないですよね?

次の項に行く前になぜ$x$ の範囲を「定義域」といい、$y$ の範囲を「値域」というのかを少々考えてみてください。ヒントは関数の定義「1つのxが決まると、yの値が一意に決まるもの」にあります。



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Copyright (C) F_Master All rights reserved. 更新 Monday, 21.05.2012 10:34 pm

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