pHとはのページに戻る。高校化学で扱う濃度の中で最も大事な濃度はこのモル濃度です。様々な場面でこのモル濃度を目にすると思います。そしてモルのイメージ、さらにはこのモル濃度のイメージが曖昧なために、一体何が大事かわからず問題の答えを見て暗記する…という事態に陥りかねないくらいとても大事な濃度です。ここでしっかりとイメージをつけておきましょう。
まずはモル濃度に使う、水溶液中の各値について図33に示します。
使っているパラメータは溶液と溶質で、これは質量パーセント濃度と変わりありませんね。でも溶液と溶質の単位が違います。ということはこれらが意味している内容も異なってきます。では、モル濃度を式で表してみましょう。
の2つです。質量パーセント濃度と同様に、一番大事なのはこの式のイメージです。式(31)が言ってるのは わからない人は、「分数のイメージ」が曖昧な可能性ありです。「溶液1 中に溶質が何個入っているか」です。酸塩基でpHを求めるのに使われているのもこのモル濃度ですね。しっかりとイメージを覚えてください。
Copyright (C) F_Master All rights reserved. 更新 Monday, 21.05.2012 10:49 pmホーム > 化学のトップページ > 目次 > 様々な濃度 > モル濃度