このセクションで今から書く内容はどの参考書にも載っていません。だから、ここでしっかりと身に付けてください。
植物細胞の場合へ戻るまず働く力を考えるためには、どの物体に注目するのかを考えなくてはなりません。図10において小球に注目してみましょう。
ここからがとても大事なお話ですが、注目物体を決めてしまうと、その物体から見える力は受ける力のみだということです。ですから、図10が小球に見える力ではありません。この話はどの参考書にも載っていません。ただこれが真実です。図11に表されるのが小球に働く力です。
いいですか?もう一度言いますよ?その注目物体に見える力は「受ける力」のみです。与える力は見えません。与える力は見えないのに見ようとするから痛いことになるのです。この与える力が見えてしまう能力のせいで物理から離れていく人がどれだけ多いか…先ほどの図10で手に注目すると手から見える力は
です。もう一つ例を出しておきますか?
図13で人に見える力はどのような力でしょうか?もちろん
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人が壁を押していると感じている力は、実は壁から押されている力なのです。人が押している力は壁にしか認識できません。それを図15に示します。
暗くなっているところは壁には何がいるかわかっていません。でも何か力が加わっているのです。それが実際は人が押す力なのです。
さて、物体に働く力をどのようにして見つければよいのか、理解していただけたでしょうか?
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